アルコール感受性遺伝子検査キット

アルコールにまつわる疑問を解決!

お酒は鍛えれば強くなる?お酒の強い人は依存症にならない?
アルコールに関する「常識」「風潮」は本当に正しいのでしょうか?
一人一人の酔っ払いやすさ、二日酔いのなりやすさなどは、かなりの程度、遺伝的体質で決まります。

アルコールにまつわる疑問を解決!

健康に、健全にアルコールと付き合うためには。。。

  • ①アルコールに対して、どのような代謝を持つかを理解する
  • ②体質にあった飲酒習慣を身につける
  • ③定期的な健診の必要性を理解し、健康診断のオプションを選択すること

が重要だと考えられます。

何を分析して、何がわかるの?

人間の持つアルコールに対する感受性(酔っ払いやすさ、お酒の残りやすさ)は、主に二つの遺伝子(ALDHとADH1B)で決定されます。こちらを検査で調べます。
※アルコール感受性遺伝子検査キットは、ただ単にお酒が強い(飲める)・弱い(飲めない)を調べるだけの検査ではありません。
『どんな体質なのか?』『飲酒により、将来健康に対してのどんな悪影響がでやすいのか?』を分析します。

何を分析して、何がわかるの?

●遺伝子カード色の種類

  • ①白型 (依存症リスクが最も高い大酒飲みタイプ)
  • ②緑型 (つい飲み過ぎてしまう大酒飲みタイプ)
  • ③橙型 (飲酒によるリスクが最も高いタイプ)
  • ④黄型 (飲酒によるリスクが高いタイプ)
  • ⑤赤型 (お酒を受けつけない完全下戸タイプ)

の5種類の中からあなたのタイプに合わせた遺伝子カードを分析結果とともにお送りいたします。

アルコール感受性遺伝子検査キットについてはこちら


以下のリンクをクリックいただくと、検査結果レポートの見本をご覧いただけます。
アルコール感受性遺伝子検査 結果レポート見本

アルコールを飲むことでリスクの全くない人などいない

  • 飲めない→飲酒による急性アルコール中毒
  • 少しは飲める→消化器系疾患
  • 飲める→アルコール依存症

お酒が飲めなくても、仕事上お酒の席に着かなければならない機会は多く、ひとによってはなかなか断ることができない方もいらっしゃいます。しつこく飲酒を迫られ、席の空気で飲まざるを得ない事もあるでしょう。
そんな時は、検査後にお送りする『遺伝子カード(検査によって自分がお酒を飲めないということを証明したカード)を利用して、場の雰囲気を損なわずお付き合いを成功させてくだい。また、飲酒経験の少なさやアルコール知識の乏しさから、適量を超えてお酒を飲んでしまい健康障害のリスクが高まるケースもあります。
検査により自分のタイプを知ることで、節度ある飲酒を心がけることが可能になります。
※この、アルコール感受性遺伝子検査キットは、あなたの遺伝的な体質を判定するものであり、疾病の有無を診断するものではありません。

あなたの健康を守るための『12の飲酒ルール』

1.飲酒は1日平均2ドリンク以下

1ドリンクは純アルコールで10グラム。2ドリンクは、ビール1本、日本酒だと1合弱、ウイスキーだとダブル1杯、ワインだとワイングラス2杯弱の量です。

2.女性・高齢者は少なめに

中年男性に比べ、女性や高齢者は血中アルコール濃度が高くなりやすく、その分体を傷めたり依存を速めます。
1日350mlの缶ビール1本にしてはいかがでしょうか。

3.R・RR型体質も少なめに

日本人の約半数は、少量の飲酒後に顔が赤くなったり、心臓がドキドキしたりします。
これは生まれつきの体質によるものです。この体質はアルコールの分解が遅く、様々な健康障害を起こしやすいといわれています。

4.たまに飲んでも大酒しない

たとえ飲む回数が少なくても、一時に大量に飲むと、体を傷めたり、事故の危険を増したり、依存を進行させたりします。

5.食事と一緒にゆっくりと

空腹時に飲んだり、イッキに飲んだりすると、アルコールの血中濃度が急速に上がり、悪酔いしたり、身体に悪影響がでたりします。
あなたの体を守るためにも、濃い酒は薄めて飲むようにしましょう。

6.寝酒は極力控えましょう

寝酒(眠りを助けるための飲酒)は、睡眠を浅くします。健康な深い睡眠を得るには、アルコールの力を借りない方が良いでしょう。

7.週に2日は休肝日

週に2日は肝臓をアルコールから開放してやりましょう。そうすることで、依存も予防できます。

8.薬の治療中はノーアルコール

アルコールは薬の効果を強めたり弱めたりします。また、安定剤と一緒に飲むと、互いの依存を速めることが知られています。

9.入浴・運動前はノーアルコール

妊娠中の飲酒はおなかの胎児に悪影響があります。また、アルコールは授乳中の母乳に入り、乳児の発達を障害します。

10.妊娠・授乳中はノーアルコール

妊娠中の飲酒はおなかの胎児に悪影響があります。また、アルコールは授乳中の母乳に入り、乳児の発達を障害します。

11.依存症者は生涯断酒

依存症は飲酒のコントロールができないことが特徴で、断酒を続けることが唯一の回復方法です。

12.定期的に健診を

定期的に肝機能検査など受けて、飲みすぎていないかチェックしましょう。また、赤型(RR1・RR2・RR3)体質の習慣飲酒者は、 食道や大腸の検診を受けましょう。

監修:独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター院長 樋口 進

↑